要介護2以下は切捨て !?
介護保険の「軽度」見直し提言へ 財政審、給付軽減で (5/13 朝日新聞)
財務省は年内に予定される介護報酬の改定に合わせて、制度の対象を体がより不自由な人に絞り込みたい考えだ。財政審では「要介護2」以下の軽度の人(07年3月末で274万人)に対する適用を見直した場合の影響について、3通りの試算を提出。給付費全体の軽減効果は2兆900億~1100億円で、個人が払う保険料も1万5千~800円減るという。
webでは「3通りの試算」がどんなものかは載っていないが、紙面には載っていた。
・介護保険制度の対象外とした場合
・「生活援助」のみの人を対象外とした場合
・自己負担割合を1割から2割に引き上げた場合
の3通り。それぞれの給付費全体、国庫負担、地方負担、一人当たり保険料、の軽減額が載っていた。
高齢化の進展で、介護給付の費用は00年度の制度開始以降、2倍に膨らんで08年度は7.4兆円に達し、65歳以上の人が払う保険料も全国平均で4割増える見込みだ。想定を上回るペースで給付・負担が拡大しており・・・
(財務省だから当然と言えば当然だが)まず財政ありき。削れるところは削れるだけ削ろうということだ。2倍に膨らんだとか言われても・・・そもそも最初の想定が甘かったんじゃないの?
確かに、高齢者医療保険料も介護保険料もどんどん負担が増していくばかりではやってられないから、どこかで抑えなければいけないのはわかるけど、要介護2以下を切り捨てるという案にはちょっと驚いた。
この「軽度」の人たちには、介護予防の方でなんとかしようということなのかね? あとは「家庭の力」頼みか。家で嫁が、娘が、看なさい。お金がある人は自費でヘルパー雇うなり、何なりとどうぞ。
そのうち介護保険は3段階になり、ずっと介護保険料を払ってきたにもかかわらず、余程身体が不自由にならないとヘルパーさんに来てもらえない、脳梗塞や脊椎損傷で身体が麻痺しないことには施設にも入れない、認知症なんかじゃダメよ身体が動くんだから・・・てなことになるのかも。
ヘルパー業務から「生活援助」はなくなり、「身体介護」のみになる? そうそう、ヘルパーにも介護福祉士資格を義務づけるんだったっけ。そうなればますます辞めていく、というか続けられなくなるヘルパーや事業所が続出するだろうね。
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